相生山緑地を考える市民の会
2015年6月8日
市長は、2014年12月26日に「弥富相生山線を廃止する」と表明しました。「市道弥富相生山線を考える市民の会」は、2013年11月3日設立以来、相生山緑地を横断する「市道弥富相生山線」の建設の是非を判断する必要な情報を市民が共有する活動をし「市民による住民意向調査」に取り組んできました。その集計結果では、74%が「道路建設を中止して緑地にする」と答え、16%が「継続して道路建設をする」とし、「わからない(その他)」と答えた方は10%でした。(最終集計;2014年11月17日)
このような調査結果から「市道弥富相生山線を考える市民の会」は市長の判断を市民の意向に沿った妥当なものであると考えています。
また、「道路建設を中止して緑地にする」と答えた方の理由では、7割以上が「緑地を分断して自然を破壊するから」と答え、「ヒメボタル・オオタカの生息地を守りたい」としています。寄せられた意見では「道路でなく緑地に」とした163名からは「自然破壊への警鐘」・「人にとっての緑地の重要性」、「都市の中の自然の必要性」など、今の時代、更に将来に亘っての市民の想いが語られています。
今後、市道弥富相生山線が確実に廃止され、相生山緑地がさらに豊かな自然の緑地になるには、私たち市民と行政が問題を共に考え、情報を共有することが必要であると考えま す。 市民の意向調査に示された様々の声が反映される街づくりができるよう、「市道弥富相生山線を考える市民の会」の名称をここに「相生山緑地を考える市民の会」と発展的に改め、新たな活動をしてまいります。 〔会の目的〕
「相生山緑地を考える市民の会」は、弥富相生山線が確実に廃止され、相生山緑地の整備に市民の意向を反映させることを目的にする。
〔会の活動〕
①「弥富相生山線」が廃止にいたる具体的なプロセス・方法などに市民の意向を反映させるための活動。
②「弥富相生山線」廃止後の相生山緑地の整備に市民の意向を反映させるための活動。
③ その他、会の目的を達成するための活動